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インターンシップ報告(2017-08-31)

文鎮を作成中 インターン発表会 お世話になった皆さんとの写真

私は、大学のインターンシップ実習でサワダ精密株式会社さんに2週間お世話になりました。そもそもなぜインターンを受けようと思ったかというと自分が将来企業に就職するときどんなふうに働くのか、どういった企業に行きたいのか、自分の中に全くイメージができていないことに気づきインターンシップでそのイメージを作っていけたらと思ったからです。
インターンシップ初日は何もわからず緊張と不安しかありませんでしたが、楽しく働くサワダ精密のみなさんのお話を聞いていくうちに緊張も解け、漠然と思い描いていた将来への不安なども自然と和らいでいきました。
サワダ精密さんでの日程は、毎年のインターンの課題である文鎮製作でした。文鎮を作るために製図や指示書を作りそこから金属の加工へと移っていく、そういった一つの製品が出来上がるまでの工程を一から丁寧に教えていただきました。実際に金属の塊がたくさんの加工を経てピカピカの製品に仕上がっていくのを見て、その技術が美しいと感じました。数ミリの狂いもなく図面通りの品を作るのは必要不可欠ではあり、それを実現するため測定や検査を欠かさず精密な加工を行うことがとてもきれいで素晴らしかったです。
文鎮を作るだけでなくたくさんの工場も見学させてもらいました。新しくできた101工場には、旋盤やマシニング加工機がありその中でも特徴的だったのは「ビッグ・マム」と呼ばれている5軸加工機でした。名前の通り巨大な見た目で複雑な加工を一度にできるサワダ精密のエース的存在です。他にも、大量生産を行っているG工場や大町工場、放電や研磨ができるナノ工場など多種多様の工場がありました。実際に機械を操作する人の話をきいて自分にしか使いこなせない機械は自分が責任をもって操作し、それが仕事のやりがいにつながっていくというお話を聞き自分も技術や知識を身につけて仕事のやりがいを自分なりに見つけていきたいと思いました。
最後にこのインターンシップで学んだことをまとめたいと思います。仕事には能力や技術などの仕事力も必要ですが、それ以上に重要なのは人間力であると学びました。どれだけ優れた仕事ができても、人間力がなければ進歩せずいい成果を生み出せないということです。自分は声が小さく覇気が足りないと感じ、これからの就活に向けて人間力を鍛えていこうと思いました。

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