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インターンを終えて(2018-09-07)

製図作業中 研摩作業中 完成品

「おはようございます」と私が事務所に入った途端にとても気持ちの良い挨拶で出迎えてくださいました。後ほど社員の方から聞くとサワダ精密が挨拶をとても大切にしていること、挨拶は人間力を育てる初めの一歩であることを教わりました。そのとき私はとても良い会社で学べるのだと感じました。今回私たちが製作したのは文鎮でした。製作工程は大きく分けて四つで製図、成形、刻印、研摩でした。製図に用いたのはAutoCADで私たちが普段学校で使っているものとは異なるソフトを用いました。私はこの製図作業が苦手でいつもと違うソフトということもあり時間がかかるかな、と思っていましたが担当の社員の方が親切に教えてくださったため時間よりも早く終えることが出来ました。成形作業は切断・旋盤・フライス盤の作業でした。旋盤やフライス盤などの基本的な作業は実習などで一通りできるつもりではいましたが実際の現場に入ってみてまだまだ通用しないことがわかりました。例えば材料を削る際に機械との平行度を合わせなければならなかったのですが、私たちが行えば数分かかるものをわずか数秒で合わせていました。もちろん社員の方からすれば毎日やっている当たり前のことなのでしょうが私にとってはプロの仕事に思えました。刻印の作業ではCAD/CAMを用いて刻印するプログラムを書き実際に機械で刻印するまでを行いました。ここで気がついたのは作業を分担し行うことで効率を非常に高めているということでした。元々文字を刻印するプログラムは機械を動かす人が書いていたそうですが現在はプログラム班と作業をする班に分け、作業の効率を上げているということでした。こういった工夫から残業が少なく効率が良い仕事が行えるのだと感じました。最後に行ったのは研磨作業でした。サワダ精密は単品や少数での生産が主なので研磨作業を全て手作業で行っていました。それを私たちも体験させていただいたのですがなかなか思うように磨くことができず難しかったです。また、私たちがインターン中に行ったのは文鎮製作だけでなく社会人として働くことの意味やこれから社会に出るということはどういうことなのかを社長や専務とのお話のなかで学びました。初めに述べた挨拶や礼に関すること、人間力と知識のバランスなどたくさんの貴重なお話を伺うことが出来ました。今回はお忙しい中インターンを受け入れてくださってありがとうございました。

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