CADでの図面作成 ナノチームの記念撮影 検品体験

私たちはサワダ精密株式会社さんで5日間にわたってとても貴重な体験をさせていただきました。
初日に社長さんからは高校生の就職やどのような会社かを教えて頂き、専務さんからは人としてあいさつ、清掃、時間を守ることがプロとして守ることだと教えて頂きました。　午後からは3次元CADを使って文鎮の図面を製作しました。初めてだったのでやり方もわからなかったのですが社員の方が丁寧に教えて下さったので、理解することができました。途中トラブルもありましたが社員の方に助けて頂き無事に完成させることができました。
2日目では、営業チームでサワダ精密独自のキズナシステムを使って指示書を作成しました。そこでは不良品をなるべく出さないための工夫を知ることができました。　LAでは職人の方が受け取った図面からその場でプログラミングを作って加工をしていました。複雑な形でもその場で作ることができる職人のすごさを知ることができました。　午後からのﾌﾗｲｽでは、工具やチップ、材質などで切削条件を変えることで効率と経済性を両立させていました。
3日目ではCAMチームの業務内容について学びました。ここではCADで作った図面をもとにシュミレーションを行った。加工時間や使用する工具も記入されていて現場の人の負担を減らせていた。このデータを基にしてマシニングやワイヤーカットを行った。
4日目では大町工場やG工場という量産を行う工場を見学した。これらの工場では自動化を進めていて、少人数での大量生産を可能としていた。出荷業務では出荷する製品の検品を行い、バリ取りをした。
5日目は3S活動を行い、テープの張替えや工作機械の清掃をした。ラッピングでは紙やすりやリュータを使って文鎮を磨いた。
この5日間のインターンシップを終えて、この会社の温かさや独自の取り組み、働くとはどんなことかを知ることができた。まだ高校生で働くことの実感がわいていなかったが社員さんの経験をきくことで自分がどのような進路を歩むべきか考える有意義な時間にすることができた。
5日間というとても短い時間でしたが普段の生活では体験できないことや現場の声を知ることができ、成長することができました。
5日間ありがとうございました。