一.お客様の立場を念頭に我々の技術とサービスを積極的にご提供し、お客様のご満足と会社のご発展を図ります
製品開発、商品知識、接遇、礼儀、センスなど全てのものを総動員してプロとして、お客様の立場に立った視点からお客様も気付かない価値を発見して、期待以上の提案や製品を届けられる能力と人間的魅力を向上させることを目指します。
そのためには単に肉体労働を提供して報酬を得るだけでなく業務を通して課題を発見し、それらを解決する方策を考え調べて知識を増やし具体的提案をできる力を身に付けます。
これらの行動を個人単独でなくそれぞれの立場から多彩な知恵が集まる集団から、組織としてまとめられる会社を目指します。
二.業務を通じて、人間的成長を基軸に生活の安定、将来の夢を託せる企業を目指します
社会人は殆どの時間を「会社」という場所で過ごします。ここの時間の過ごし方が一人ひとりの人生にとって大きな意味を持ちます。
先ずは、自分の目標、すなわち自分の夢を明確にすることです。
夢には寝ているときの夢、実現するとは思えない願望や空想、そして絶対に実現させたい明確な目標、があります。実現させたい明確な目標を見つけて、夢に出るくらい真剣にそのことに集中し、熱中することでそれは確実に近づいてきます。
社員が明確な夢を持って複数でその力の方向をそろえたときに、その力は合成作用で倍増します。目指す組織のベクトルと個人の方向が一致し、尚その手段が「社会性、人間性、科学性」の三面から社会の規範やルールにかなった正義で貫かれていなければなりません。
「本当の幸せを実感」できる会社を作りましょう。
三.モノ作りは人間の原点である。その体験から生まれる誇りと喜びを共有するプロ集団を目指します
人間が道具を作る能力を得て地球上の生物の王者となり、産業革命以降何万年と続いた人間の暮らしが激変しましたが、原動力となったのは「ものづくり」の力です。豊かになった半面で生産過程や生活で排出されるガスや廃棄物、エネルギーなどで地球そのものに黄信号が灯っています。大量生産、大量消費の構造の見直しを迫られていることを念頭に活動しなければなりません。
「品質」がキーワードです。
製造部品の精度保障をはじめ、長寿命化につながる品質やセンスの良い製品はもちろん、生産工程で必要な副資材の最小化、効率化を念頭に新しい素材、新しい加工、新しい手順、新しいこと全てに変革する勇気をもって絶えず革新ができる知識と考え方など全ての面から企業品質を向上させて、終着は「サワダブランド」と呼ばれる品質を喜んで求められ、社会から当てにされる誇りの持てる会社を目指しましょう。
道のりは果てしなく、ゴールは無いのかもしれません。しかし、ここが我々の目指すゴール、つまり「経営理念」なのです。
お客様本位
経営理念にあるように 「お客様の立場に立つ」 という事です。
お客様の主張を100%鵜呑みにすることではありません。製品開発:製品知識:センス:礼儀:接遇など “人”の力でプロとしての提案が必要なのです。お客様が気付かない、知らない事も多くあります。
お客様の視点で自分の欲しい製品や提案をしていきます。
過去の指針書に「仕事をもらいに行くのではありません。お客様が得になることを探しに行くのです」 とあります。
そして最後には「ありがとう助かった」とお客様に言われ、こちらも「感謝の心を持つ」 ことです。
お互いの「ありがとうサイクル」を回すことだと考えます。
独自能力
世界に無い独自のものを持てば最高でしょうが、一方で競合他社と比較して組織としてトータルで技術レベルも少し上、他に独自の仕組みや社風に独特の雰囲気があり、思わず仕事を依頼してしまう様な会社になりたいと考えます。
一見一人ひとりは普通の人に見えてもそれぞれが自分にここだけは誰にも負けないモノ、 「オリジナリティ」 を持ち、どんな依頼にも応えられる人の輪が能動的、機能的に働き更に磨きの掛かる組織、
つまり「曼荼羅組織」のイメージです。
社員重視
国家を考えるとき、国民が国力であり国民性というイメージを外部発信しています。
企業においても直接利益を生み出しているのは社員であり、社風を作り上げているのも個性ある社員一人一人の集合体から発せられています。
お客様へ出向いた時は会社の代表になります。つまり会社そのものであります。はじめに社員満足であり次にお客様く満足の順位であろうと思います。
不満を抱いた社員が会社の代表では企業は発展する筈はありません。
将来を決定付けるターニングポイントは「社員成長、社員満足」 に掛かっております。会社の諸施策もここに軸足を置いて経営してまいります。
但し、人間集団が会社である以上勝手気ままが許されることはありません。
日常的なコミュニケーションから現状認識の一致を計り、協調をとりながら助け合いの精神でバランス良く発展したいと考えます。具体的社員行動は見て見ぬふりをしないことです。マシンが止まっている。作業も途中で止まっている。乗せ替えてボタンを押せば動くのに・・・
このような状況が皆無になればもっと“楽”に利益というご褒美がいただけます。
社会との調和
企業も地域社会の一員です。周辺の道路も、水も、電気も、電話も、行政にも支えられて生きています。まして会社に集まっているのは近隣に住む住民なのです。
そして、圧倒的大多数が中小企業であり、70%以上がそこで働いている人たちでもあります。我々が繁栄しなければ均衡のとれた経済にはなれません。
我々が豊かになり、国民生活が豊かになり、地域も活性化されないと、働く人たちの生活の場である企業もまた発展し得ません。
給料から生活に必要なものを支出し、会社も利益から活動に必要なものを購入したり税を納めたものが循環しながらまた仕事の依頼という形でめぐってきます。こんなサイクルの中に組み込まれております。
企業活動を通じて 「地域社会の発展の役に立つことが存在意義」 であるということを理解して、そこから生まれてくる誇りと希望を持って働く状況を作り出そうではありませんか。